eラーニング用語
eラーニング(e-learning)とは
ネットワーク(インターネット/イントラネット)に接続されたとパソコンを利用して教育を行う学習形態をeラーニングといいます。
集合して研修を行う場合と比べて、講師、受講者のスケジュールを調整する必要が無く、
教育テキストの印刷、配布、教育効果測定テストを採点する手間も軽減できます。
携帯、スマートフォンなどモバイル機器でインターネットに接続して学習する形態を
mラーニング(m-learning)ともいいます。
一般的にeラーニング(mラーニング)は特別なソフトウエアをインストールすることなくWebブラウザのみで、ホームページを閲覧する感覚で学習を進めていくことができます。
LMS(Learning Management System)とは
eラーニングをサーバー側で管理する、学習管理システムです。教育受講者のWebブラウザにコンテンツを配信するクライアント/サーバー型の管理システムです。
コンテンツとは
LMSに読みこまれる教育テキスト、教育効果測定テスト等のことです。
SaaS/ASP
SaaS(Software as a Service)とは
業務アプリケーションソフトを提供する事業者のことです。
事業者はソフトウエアを販売せず必要なサービスだけをインターネット経由で利用者に貸し出します。
ホームページの閲覧に使うブラウザさえあればサービスを利用することができるので、特別ソフトウェアをインストールする必要はありません。
システムの運用管理も全て事業者が行うので、サービス利用者は自社で運用・管理の手間をかけることなくシステムが利用することができます。
SaaSとASP(Application Service Provider)はどう違うのかというと実はあまり両者に違いはありません。
ASPは90年代のインターネットブームに乗って米国で登場しましたが、当時はネットワークインフラの問題もあり、商業的にはあまり成功しませんでした。
2000年台に衣を変えて登場したのがSaaSです。
ADLとは
ADLは国防総省の内部組織として、eラーニングの国際標準規格SCORM(Sharable Content Object Reference Model)を提唱しています。
SCORM (Sharable Content Object Reference Model)
米国のADLが提唱しているeラーニングの規格です。この規格に準拠することにより、
教材コンテンツと、LMS(学習管理システム)の相互運用性を保証するための国際標準規格がSCORMです。
SCORMの標準規格の互換性問題
eラーニングで利用されるSCORMには、SCORM1.2とSCORM2004の2つの規格があります。
SCORM1.2は、2001年に策定され、
2004年にSCORM2004ができました。
その後、SCORM2004は、仕様の明確化、機能追加を目的として3回更新され、2009年にリリースされた、SCORM 2004 (4th Edition)が現在最新になります。
国際標準規格ですが規格のバージョンが二つあるのでSCORM1.2しかサポートしていないLMSではSCORM2004準拠のコンテンツは動きません。
SCORM対応LMSといっても、対応規格が異なれば、ほかのLMSに学習コンテンツを移植しても動作しないケースがあります。
SCORMを利用する場合、SCORM2004をサポートしたLMSを利用することをお勧めします。
SCORM対応教材の作成
SCORM対応教材をユーザーが独自に作成する場合には、SCORM準拠オーサリングツールを購入する必要があります。
e 研修(イ-ケンシュウ)【S-LMS+】
e 研修(イ-ケンシュウ)【S-LMS+】(Simple e-Learning Management System Plus)は、月額課金制(SaaS/ASP)の格安eラーニングシステムです。
高価な教材コンテンツ作成用オーサリングツールを別途購入する必要はありません。 EXCEL PowerPoint で簡単に教材を作成作成できます。SCORMには対応しておりません。
e研修 利用料金 早見表
最大ユーザー登録数 ※1 | 最大同時 アクセス数 | 月額利用料金 (税抜) | ユーザー単価 最大登録時 (税抜) | 標準ディスク 容量※2 |
1~15名
|
10
|
9,000円
|
@600円
|
1GB
|
16~30名
|
15
|
15,000円
|
@500円
|
1GB
|
31~100名
|
20
|
25,000円
|
@250円
|
1GB
|
101~300名
|
30
|
45,000円
|
@150円
|
2GB |
301~500名
|
50
|
55,000円
|
@110円
|
2GB |
501~1000名
|
100
|
85,000円
|
@85円
|
3GB
|
1001~1500名
|
150
|
120,000円
|
@80円
|
3GB
|
※1 最大同時アクセス数は、最大登録ユーザー数の10%程度でお願いします。
30名以下、1000名以上のユーザー登録を希望する場合はご相談下さい。
※2 ディスク容量1GB内には、コンテンツ、データベース、アクセスログなどが含まれるため、コンテンツだけで1GB利用できるわけではありません。